我らがEC事業部のエンジニア祭りで発表した。
(追記) 会社のテックブログが公開されました。
第1回EC事業部TechMTGの様子 & テキストを公開します! - ペパボテックブログ
EC 事業部 Tech MTG とは
クックパッド社の エンジニア全体ミーティング Tech MTGのすゝめ が良さそうだったので、うち(EC事業部)でもやろう!ということで始まった。
社内では、昨年末から福岡のホスティング事業部が 隔月で開催している。
発表内容
いま担当しているサービスでは API を中心にしたアーキテクチャに移行しようとしていて、その場合に、よりマイクロサービス的な方向に進化していく一方で、障害連鎖のリスクが大きくなってしまうという課題提起と、解決策としてサーキットブレーカーの紹介をした。
また、サービスの多くの部分が PHP で書かれているので、PHP 製のサーキットブレーカーとして拙作の Ganesha も紹介した。
自分にとってチャレンジだったこと
まだまだ発表の経験が少ないので、今回もチャレンジがいくつかあった。
発表時間
今回の発表時間は 12分(質問込み)。いままでLTしかやったことがなかったので、トークの練習ではじめは時間の感覚が掴めなかった。
デモ
Ganesha が作動する様子をデモした。発表の前半でサーキットブレーカーの仕組みについて説明しているので、実際に動いてるものを見てもらって、仕組みと動作のイメージをより具体的にしてもらうのが狙い。
本番でモタつかないように事前に デモ用のスクリプト を準備した。
笑いをとる
スライドを見ていただくとわかるが、いくつか笑いを誘う要素を散りばめている。
“発表では無理に笑いを取ろうとせずに発表内容にフォーカスしよう” と言われていて
その通りだと思うが、社内だし、スライドを作りながらネタを思いついたので(普段は笑いをとるようなキャラではないのだが)チャレンジしてみた。
(もし怒られたら、発表を「もっとおもしろくできる」と思った。と言い訳しようと考えていた)
感想
PHP BLT #5・プレイドさんとの合同勉強会につづいて3回目の発表。人前に立つことには少し慣れてきた感覚があるが、相変わらず資料・トークの準備にかなり時間をかけている。今回は Ganesha の開発もあって、ここ1ヶ月くらい他の事が手付かずだった。精神衛生上も良くないので、準備をもっと余裕を持ってできるようになりたい。
発表について、「わかりやすかった」「おもしろかった」と言ってもらえた。
スライドで出来るだけ図で伝えようとしたり、笑いをとりにいった成果が感じられて嬉しかった。あと、Ganesha の名前が好評だった。(主にカレー部の方から)
なかなか集まる機会が無いので、EC事業部のエンジニアが集まっただけで「おぉ、ECのエンジニアってこんなにいたんだ…!」という驚きと、なんだか頼もしいようなワクワクする感覚があった。そんななかで、業務で得た知見や生産性アップのTIPS・関心があること等を共有・議論する時間、これはまさにお祭りではないだろうか。
最高のサービスをつくっていこう、という意識の高まりを感じた。